Ｔ．Ｚ（男性）
この三日行に参加しようと思ったとき、私はいろいろな不安を抱えていました。『この三日行に参加する』という事自体にも少なからず不安があり本当に参加した方がいいのだろうか？参加すると道は開かれるのだろうか？変な宗教に捕まりはしないだろうか？自分に修行なんてできるのだろうか？様々な不安が沸き上がり、かえって不安に落ち込んでいたと思います。しかし、修行の日というのは否応なしに近づいてくるわけで、三日行も今日で終わりとなったわけですが、今思うと参加して本当に良かったとおいます。
そもそも、私が三日行に参加しようと思ったのは、人間関係で自分が甘えられる人に甘えすぎてしまい、自分の思い通りに行かないとイライラして、挙げ句の果てには自分を見失い相手に対して酷いことをしてしまったりしたからです。当然、その人も離れていってしまったわけですが、その悲しみよりも自分自身がこのままでいいのか？という不安にとらわれてしまいました。その不安は、考えれば考えるほど日路が宇一方で、頭の中では考え過ぎなんだと思ってはいるものの、なかなか不安は消えませんでした。この三日行に参加して、正座をし、お経を唱え、いろいろな話を聞く中で、「全ては自らの中にあるのだ」、「全ては自分との戦いなんだ」ということが分かったように思います。
おそらく、頭の中では前から分かっていたんだと思います。しかし、心の底から分かっていなかった。信じていなかったために、ちょっとしたことで、自分の弱さが頭を出し、行動にでてしまったんでしょう。今回、朝、昼、夕のお勤めや、唱題行の中で、たかが一時間とはいえ、正座をしているのは私にとってそうとう辛いものでありました。どれだけ逃げ出そうと思ったかしれません。でも、この三日間何とか行をやり遂げることができ、自分に勝てたように思います。
辛さに耐え、唱題行を行うことで「辛いと思うから辛いんだ」という教えが、まだ何となくではありますが分かったように思います。これは、頭で分かったのではなく、身をもって体験できたと思います。確かに、正座をするのは痛く辛いものではありましたが、その中で、一瞬とは言え痛みがすっと引くことが何回かありました。まだまだ修行は足らないと思いますが、自分にもできると言うことを心に込めて行きたいと思います。
また、唱題行の時は辛かったのですが、境内作業中は楽しくもありました。枯れ葉、枯れ草を集める作業は本来嫌いなことではありませんが、その広さは半端ではありません。普段の私ならいやになっていたことでしょう。しかし、今回は不思議と嫌になりませんでした。そんな時、ふと思ったのが、これも自分の気の持ちようなんだなと実感しました。
この三日行を通じて「全ての物事は自らの中にある。」ということが体験できたと思います。この三日間はまだスタートにすぎないと思いますが、これからもこのことを心に込めて行きたいと思います。
三日間、本当に有り難うございました。
会社の仕事に対して、与えられた仕事はいやがらずに、むしろ、喜んで受け、言われたこと以上のことを考えながらやり通す。
趣味に関しても、何かを始めるときはまずいろいろ調べて情報を集めてから始める。
注意事項は必ず守る。例えば、ゴミの分別で空き缶用のゴミ箱には空き缶以外のゴミは絶対に入れないし、その他、燃えるゴミと燃えないゴミも分けて、たとえ小さいゴミであっても混ぜたりはしない。
特に、あまり関係のない他人に対して、相手に対する痛みを考え、手助けをしたくなる。実際には何もしてあげられないことが多いが、誰に対しても、助けになるように行動する。
また、人が辛いことがあったときに共感して時には一緒に泣いたりもする。
感動ものの映画を見に行くと、人前でも涙が出てくる。話の中に引き込まれて、自分が感情的になり主人公などに共感する。
また、友達と遊んでいたりすると、ついその楽しさに入り込み、年甲斐もなくはしゃいだりすることがある。
これらの事は、自分の感情を素直に表現した結果だと思うので、自分にとってはいいことだと思います。
何事に対しても好奇心が高く興味を持ってやり始めるのですが、『カベ』にぶつかったり、辛いことがあると、とたんにやる気がなくなってやめてしまう。
いつも、英語の勉強をしようと思って教材をそろえたりするが、いつも３日坊主で終わってしまう。下手をしたら１日で終わってしまったりもする。
また、体を鍛えようと毎日腕立て伏せをやろうとするが、どうも辛くてすぐに投げ出してしまう。
なかなか自分で決めたことが続かない。特に辛いこと嫌なことがあるとすぐにやめてしまう。
後で考えるとしょうもない事が多いのだが、その時はそのことが気になって、どうしようもなくなる。
例えば、机の上に物が置いてあるとき、それがゆがんでいると気になってしまって、まっすぐに直す。
また、一つ問題が起きれば、そればっかりが気になって、他の事が考えられなくなる。
あることを始めると、そのことに関して自分なりのあり方を想像して、その通りにならないと気が済まない。
例えば、旅行などをするときに、スケジュールを立てて行くが、その通りに行かないと、イライラして臨機応変に対応できない。
それほど親しくない人には自分のわがままは言わずに我慢できるのだが、親しい人に対してはわがままを言い、そのわがままが聞き入れられない、思い通りにならないと、感情的になり当たることがある。
例えば、電話をした時などに相手が出ないと今何をしているのか気になり、相手が出るまでしつこく電話したりする。
私が一番好きなことはものを作り出すことです。ものを作り出すことと行っても漠然としていますが、とにかくものを作り出すこと、特に立体的なものを作り出すことが好きです。それは、日常生活に役立つもの、料理、彫刻など、何でも好きです。
今の会社では、研究職に就いており、食品包装用のフィルムを作っています。つまり、一番好きなもの作りをしているわけです。
しかし、研究職というのも甘くはなく、次々と新しい技術が開発され、その最先端を行くためには多くの情報や知識が必要になってきます。そのためには、これからもまだまだ勉強をしなくてはいけないわけですが、現時点では勉強は辛く苦しいものであるとしか感じられず、今までもそこから逃げてきました。
そこで、自分の夢、やりたいことを実現するためには、楽しいことだけをやっていたのではダメで、苦しみに耐えて、乗り越えなくてはならないと思います。
ただ、今まで逃げてきた『癖』が潜在意識の中にあり、なかなか抜け出すことができません。心の底からその苦しみが意味のあることであると思える事が今の自分にとって必要なことだと感じています。
最終的には、これは私が作ったものだと胸を張って言えるモノ、誰もが知っているようなモノ、世の中になくてはならないモノが作れたらと思います。
基本的に人を嫌いになることはないのですが、前に彼女と付き合っていた時に、その彼女の仲の良いと男友達がいて、彼女がその友達といつも一緒にいることで、彼女とよく喧嘩をして、結局その彼女とは別れることになってしまいました。私はその彼女のことがすごく好きだったので、その男の人がいなければ、彼女と喧嘩することもなく今でも一緒に居れたかと思うと、その男の人が憎くて仕方がありません。
ただ、彼女が浮気をしていたというわけではなく、付き合い始めてすぐに彼女と友達の仲を見ていたので、私の潜在意識の中に入ってしまって、それが抜けなかったんだと思います。
小さい頃から比較的わがままを聞いてもらっていたせいか、その時にはあまり恩を感じたとか、迷惑をかけていると感じたことはないが、今思うと、大学の頃の友達には、いろいろと迷惑をかけていたと思う。自分が落ち込んでいるときに付き合ってもらって話を聞いてもらうことがよくあった。また、就職するときは大学の教授に今の会社を紹介してもらったが、紹介してもらえなかったら今の自分はいなかったわけで、非常に感謝している。
小学生の頃に、夏休みの宿題などよく溜める方で、夏休みの終わり頃によく母親や、姉に手伝ってもらっていたが、家族にも迷惑をかけてきたと思う。
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